発達障害者の私が心理学を勉強する理由
みなさんこんにちは😃
私は大学に行ったところで友達の一人も作れない、社会性も身に付かないのだから大学に行く意味がないと親に進学を反対されていました。
親が考える進学の目的は友達を作ること、社会性を身につけることでした。
だけど私の目的は心理学を勉強することでした。
それはいつまでたっても親に理解されず、結局自分で学費を払うことによって進学を可能にしたのです。
今日はどうしてそこまでして大学で心理学を学びたかったのか、初心に戻るつもりで書いてみたいと思います。
前回地元の進学校ではなく、専門学科の高校に進学させられた話をしたと思います。
私は実は英語科に通っていました。
理由は単純で英語が一番得意だったからです。
私は留学経験もなく、英会話スクールなどに通ったこともありません。
中学高校と日々英語の授業を受けただけなのですが、高校在学中に英検準1級に合格してしまいました。
そのため周りはみんな私が外国語大学に進学すると思い込んでいました。
私も一切考えなかったわけではありません。
ただ外国語大学に進学して何がやりたいのか、ビジョンを描くことができなかったのです。
親の反対を押し切って自分で学費を払って、4年間特に何もせず過ぎてしまうことだけは避けたかったのです。
それなら親の望み通り就職するか、手に職をつけるために専門学校に進学した方がいいと思うのです。
好きで興味もあった日本史や古典に関しても同じでした。それを4年間勉強して何がしたいのか、自分の中で答えが出なかった。
じゃあどうして心理学だったのか。
一番大きかったのは大学まで心理学を学ぶ機会がなかったことです。
でも何も心理学部や心理学科に入らなくても教養科目で心理学を学んだり、図書館で心理学関係の本を読むことはいくらでもできることです。
私はどうしても発達障害について学びたかった。
私が発達障害と診断されたのは、小学5年の時でした。
しかし、その頃は本当に情報がありませんでした。
その結果発達障害という診断名だけが一人歩きしてしまい、親をはじめとする周囲にひどい偏見の目で見られてしまいました。
正しく私を理解してくれる人なんて誰もいなかったと思います。
医師も親も先生もみんな私にとっては敵でした。
私は誰も信じることができませんでした。
だから自分で勉強するしかなかったのです。
でも発達障害の当事者が発達障害について勉強するということは想像以上に大変でした。
そのことについてはまた今度書けたらいいかな、と思います。
次回は発達障害と診断された当時のことについて書いてみたいと思います。
ではまた✋