発達障害者の私が心理学を勉強した結果。
おはようございます☀
4年前、私はとある大学の臨床心理学科に入学しました。
私は今、臨床心理士であり精神科医でもある教授のゼミに所属しています。その方は大人の発達障害についての研究をしていて、児童精神科の権威でもある方です。
そのような教授がいることも入学の決め手になりました。
でも発達障害のある私が心理学を勉強することは想像以上に大変なことでした。
何が大変って授業が過去のトラウマをえぐるのです。
臨床心理学科の教授陣は全員臨床心理士の資格を持っており、現場経験が豊富な方々です。
だから授業でもなかなかリアルな話をされます。
もちろんいじめや虐待の話もあります。
私はいじめも虐待も10年以上受けてきたので、ほぼ毎時間教授のリアルな話と自分の経験してきたことが重なります。
毎時間フラッシュバックに襲われます。
つまり経験していない人たちよりも精神的ダメージが大きいのです。
実際学生同士いじめについてディスカッションをしていても、先生やカウンセラーに相談すれば解決する的なことを言う学生がいて、この子はいじめられたことないんだろうなって思ってしまいました。
虐待についても児童相談所に入れるなど引き離せばいい的なこと言ってた学生がいましたが、実際保護なんてしてもらえないです。
正直何も知らないんだな、こいつらって感じで。
そこで自ら自分の経験を話したのですが、あまりにも衝撃的で授業の秩序を乱すのでそのようなことはやめてほしい、単位は与えるから頼むから話さないでって教授に止められました。
え、どんな話したかって?
中学時代、毎日のように上靴やら絵の具やらリコーダーがなくなっていて、そのたびに先生やカウンセラーに相談していたが、自分の元に返ってくることも犯人が見つかることもなく、あまりにも盗られるから学校の借り物で暮らしていたとかそんなところですよ?
衝撃的…ですかね?
でも制服と通学鞄以外はほとんど借りていました。
盗られるたびにうちらが金払うのはおかしいって親が言い出したからです。
臨床心理学科に入学する学生はほとんどが大学院に進学して臨床心理士になることを目指しています。
臨床心理士になった暁には、スクールカウンセラーとしてデビューする人もいると思います。
そうなった時に衝撃的すぎてまともに話聞けないってやばくないですか?
実際中学時代のカウンセラーがそんな感じでした。
何不自由なく過ごしてきたように見えました。
私が何か盗られたと言いに行くたびに困った顔をされました。
最終的には転校を勧められました。
手に負えないからって転校ですかって感じで。
もちろんしませんでしたよ。
引っ越すお金も時間かけて通学する気もなかったので。
だって私悪いことしてないでしょ?ってね。
結局大学でも問題児認定されてしまいました。
それから私はついに鬱とPTSDを患うことになったのです。
次回はそのことについて書こうと思います。
ではまた✋