22歳、発達障害者。

発達障害者の日々のつぶやき。

おじいちゃんに会いたい。

2017年5月8日。

私にとって大切な人が急逝されました。

私は彼のことを実の祖父のように慕っていました。

というのも、私には実の祖父母がいないに等しいのです。

父方の祖父母は親が結婚する前に亡くなっているし、

母方の祖父母は生きてはいるけど会ったことないのでどんな人か知りません。

だから祖父母と普通に仲良くできる人が羨ましくて。

代わりになる人をずっと探していたんですね、たぶん。

それが亡くなったおじいちゃんでした。

おじいちゃんは83歳で亡くなるその日まで大学の先生をしていました。

最後におじいちゃんに会ったのは、亡くなる2週間前だったと思います。

その時私に意味深なことを言ったのです。

「あなたのことずっと見ていますからね。

応援していますからね。」って。

その時は全く深い意味は考えてなくて、GWが終わったら当たり前のようにまた会えると思っていました。

でも会えませんでした。

GW中に体調を崩されて、5月8日に心室細動で急逝されました。

眠るように静かに亡くなったそうです。

私は初めて身近な人の死を体験しました。

おじいちゃんが亡くなって、今隣にいてくれる人がいることは当たり前なんかじゃないってわかりました。

そう思えたのは本当に最近のことで、おじいちゃんの死を乗り越えるまではとても時間がかかりました。

亡くなってすぐは全く死を受け入れられませんでした。

とても信じられなくて、何でって自問自答して、泣いて。

もっと生きていて欲しかった、もっと話したかった、もっといろんなこと教えて欲しかった、もっともっとって後悔ばかりが浮かんできて。

一番の後悔は感謝の気持ちを伝えられなかったことです。

だって、亡くなる前まですごく元気だったから。

でも今からしたら自分の死期を悟ってあんなことを言ったように思えて。

立ち直れたのも、おじいちゃんが残してくれた言葉のおかげでした。

きっと今でも見てくれている、応援してくれているって思いました。

だからすごく辛かったけど、今は前を向くことができています。

それから次こそは会いたい人にはちゃんと会って、気持ちを伝えようって決めました。

これがおじいちゃんが遺してくれた最後の教えだから。

私には今、気持ちを伝えたい人がいます。

次回はその人について書きたいと思います。

ではまた✋